海外の家や寒い地方では一般的な暖炉ですが、我々日本人にとっては憧れのインテリアです。穏やかに揺れる炎は気持ちを落ち着かせてくれる効果もあります。日本の住宅は密集していたり、環境面で暖炉は無理だとあきらめている方が多いと思います。しかし現代では様々な種類が登場しているので、日本でも利用できるものもあります。このページではどのような種類の暖炉があるのかご紹介します。
暖炉の種類
埋め込み式(ビルトインタイプ)
家を建築する際に最初から壁に付けて設計された暖炉の事です。欧米ではこのタイプが一般的に普及しています。炉と煙突が外壁や室内の壁の一部と一体化しています。
据え置き型(フリースタンディングタイプ)
不燃材の上に本体を乗せたタイプで、煙突は露出しています。暖炉というよりも薪ストーブと呼ばれる事が多いようです。
燃料の種類
薪
最も一般的なものが針葉樹や広葉樹の薪です。広葉樹のほうが燃えやすいので燃料として優れています。これぞ暖炉というような素朴な雰囲気が魅力です。
ガス式
ガス会社から販売されています。点火が簡単、煤が出ないなどの利点があります。薪のオブジェを設置してあるデザインもあり工夫されています。
バイオエタノール式
トウモロコシなどから生成したバイオエタノールを燃料としています。煙や煤も一切排出しないので住宅密集地でも使用可能ですし、安心です。